まかせてイルか! イルか屋って何?ニュース制作ノートスタッフキャストキャラクター

e-mail cwfilms

-irukaya.com
制作ノート <<前の記録へ>>

2005年3月5日 “文化庁メディア芸術祭”アニメーションシンポジウム

●アニメーションシンポジウム・レポート
3月5日、文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門のシンポジウムが開催されました。富野由悠季監督の司会のもと『まかせてイルか!』で優秀賞を受賞した大地丙太郎監督、『マインド・ゲーム』で大賞を受賞した湯浅政明監督が出演しました。
開場前からロビーは観客で一杯になり、早くに整理券もはけてしまった模様。観客の皆さんのこのシンポジウムにかける期待が伺えました。開場するとあっという間に立 ち見席まで満員になってしまい、入り切れない人が出てしまうほどの盛況ぶり。
はじめに富野監督が審査の経緯について「デジタル化の影響もあり、画像主導型や技術的な部分を誇る作品が大半をしめる中、湯浅作品と大地作品の『元気の良い、イキ の良いアニメ』という前向きで大衆性のある内容が高く評価された」と語りました。そして、湯浅監督・大地監督がおのおのの作品の紹介を行いました。大地監督は「手話の持つカンフー・アクションのような動きに魅せられ、『まかせてイルか!』でその表現を取り込んだ」ことや「アニメで手話を再現する際の作画の苦労」「苦労の甲斐もあり、自分が手掛けた作品の中でも最高の1本になった」ことなどを語りました。
その後、制作現場での思いやアニメーションの将来などに対し、それぞれの率直な意見を交しあいました。また、観客の中にも多いであろう後進のクリエイターたちに、助言するとともにライバル意識や闘争心も隠さずに披露。日本を代表する3人の監督による、本音飛び交うトークに客席も絶えず笑いがおき、 大きく盛り上がりました。


2005年2月24日 “文化庁メディア芸術祭”贈呈式&祝賀会レポート

●贈呈式
平成16年度(第8回)文化庁メディア芸術祭にて、 「まかせてイルか!」はがアニメーション部門優秀賞を受賞。2月24日に贈呈式と祝賀会が、ウェスティンホテル東京にて行われました。

受賞者と関係者、そして多くのマスコミ関係者に囲まれた華やかな会となりました。贈呈式に登壇したのはもちろん大地監督。賞状とトロフィーを授与された大地監督は「『まかせてイルか!』は、自作でもっとも好きな作品になりました。スタッフのみなさんに本当に感謝しています!もっと、たくさんの人にイルか!を見ていただきたい」と、トロフィーを大きく掲げ力強くコメントしました。

●祝賀会
続いて、受賞者と作品関係者を招いての祝賀会。

祝賀会には空役の齋藤彩夏さん、碧役の名塚佳織さん、作画監督の柴田由香さん、そ して大地監督のご両親も出席。大地監督を祝福するとともに、みなさんの労をねぎらっていました。また、祝賀会の会場でも大地監督が挨拶。齋藤彩夏さんも呼び寄せて、最後はイルか!の代名詞「手話」でも挨拶。大いに盛り上がりました。
大地監督はじめ、関係者のみなさん本当におめでとうございました!!


2004年9月27日 きいろぐみ 2004年秋の手話ライブ

9月11・12日の2日間、きいろぐみ結成15周年ライブ『渋谷の中心?で愛を叫ぶ!』が
原宿クロコダイルが行われました。
今回は12日の模様をお届けします!
会場は超満員!!
きいろぐみのメンバーはステージ狭しと
手話パフォーマンスで動き回り、ダンスを織り交ぜ、さらには歌やトークも披露、お客さんと一体となった楽しいライブパフォーマンスとなりました。
内容も韓国流行ドラマが再現されたり、サンバあり、J-POPあり、きいろぐみオリジナルソングありと盛りだくさんな内容でした。
そして、イルか!の主題歌がいよいよ登場!!!
メンバー2人の作品紹介から始まり、みなさんが便利屋を演じる形でイルか!の手話パフォーマンスも作品と同じように元気いっぱい!!
ライブハウスから伝わってくる振動がとても心地よく感じました。

音楽を一緒に楽しみたい!音楽で一つになる!!
そんな気持ちにさせてくれるライブでした。
きいろぐみのみなさま、おつかれさまでした。


2004年7月4日 まかせてイルか!打ち上げー!!!

「まかせてイルか!」の打ち上げが、7月4日新宿某所にて行われました。
本編の制作は3月末には終わっていたのですが、その後も引き続きDVD用の特典制作や、発売に向けての作業でなかなか時間がとれず、発売後一段落したところでやっと催すことが出来たのです。
打ち上げには、画プロのスタッフをはじめ、制作スタッフやキャストの方々など、 「イルか!」を作り上げたメンバーが集結し、なごやかでアットホームな会となりました。


日米台とすでに3カ国で発売している「イルか!」。
打ち上げでは、歓談中にそれぞれのバージョンを続けて上映。
なかでも一番盛り上がったのが、北米版『GrrlPOWER!』でした。
英語吹き替えの声優さんたちの、そのテンションの高さとパワフルさに皆さんの目は釘付け!まさにガールパワー!「イルか!」には英語も良く似合う!上映後は「これほしい〜〜っ!」という声があちこちからあがりました。
そして大地監督の挨拶をはじめ、スタッフ、キャストの皆さんの挨拶の言葉に 「まかせてイルか!」という作品がどれだけ愛され、大事に作り上げられてきたのかあらためて思い知らされました。
最後に、きいろぐみの南さんに「イルか!」本編に出てきた手話の中から現場で使えるものを全員で教えていただいて、名残惜しみつつ会も終了。



みなさん、本当にお疲れさまでした〜。


2004年6月30日 海豚 便利屋<うみぶた べんりや>

台湾版「まかせてイルか!」DVDが6/28発売! そして、VCD版も同時発売しました!
というわけで、今回は台湾版パッケージを紹介!!
パッケージは日本版まんまなのですが、タイトルは『海豚 便利屋』で、 『便利屋 イルカ』となっています。「海豚」と書いて「イルカ」と読みます。


まかせてイルか!台湾版パッケージ(左:VCD版 右:DVD版)

もちろん、本編アニメはいっしょです!!
というわけで、現在世界3カ国で発売中〜!!


2004年6月7日 江ノ電駅ホームに3人娘あらわるっ!!

「まかせてイルか!」といえば「湘南」、「湘南」といえば「江ノ電」というわけで、
江ノ島電鉄の鎌倉・藤沢駅ホーム内のプラズマディスプレイにて、「まかせてイルか!」の 広告が現在放映中なんですっ!!

駅ホーム内の広告の様子

広告の上映時間はAM7:00〜PM23:00の間、15分おきに15秒ずつ流れています。
放映日は、6月の4日、5日、6日、11日、12日、13日。
ホームの天井から50型・61型という世界最大級の大型プラズマディスプレイなので、ハッキリクッキリ見られます。 是非ともお近くの方や、観光に来られた方は見てみて下さい。
3人娘があなたを待ってます!!

そして、今週木曜日、いよいよ「まかせてイルか!」発売ですよっ!!

監修協力:江ノ島電鉄



2003年5月12日
大地挨拶
コンテも半分進んだころの大地丙太郎より直筆挨拶です。

☆画プロのシート&LO

自主制作アニメ

「イルか!」は自主制作をうたった作品です。
でも、自主制作ってドーユー事?って疑問が沸くでしょッ。
説明いたしまーす。

普通、アニメは代理店と制作会社の間で作ることが決まって、
スタッフは?スケジュールは?などと進められていきます。
「イルか!」は原作者の大地が自分でスタッフを集めることから始まりました。

もちろん、制作にあたっては沢山のスタッフに協力いただきますが、
中心になる制作スタジオがありません。
つまり、制作さんがやることを自分らでやるってことです。
スケジュールを立てて実行するのが制作のいちばんの仕事、 カット袋を運んだり、電話で連絡を取ったりする。このスケジュール通りに進めるのが、とっても大事で大変な仕事なのです。
それを大地たちがやる、これをもって自主制作です。
copyright 大地丙太郎・☆画プロ/CW